Into Your Ears/Pete Dello And Friends

KBK2009-11-14


転がり落ちるように月日は流れ
11月も半分過ぎようとしています。
ブログを1ヶ月放置していると
ログインの仕方をすっかり忘れてしまってました。


音楽を聴くのを忘れてしまってたわけではなく、
週末はしっかり聴き惚れたり、なかなか充実の音楽の秋。
ただし新譜は皆無です。
少し早いですが今年の音楽の総括は
過去によく聴いた音盤を再度聴きなおすこと、そして
チャリー・ガルシア周辺の70年代アルゼンチンロックとの出会い。


そんな中、ここ数年探していた音盤を運よく2枚同時に購入できました。
60年代の愛すべき英国バンド・ハニーバスの主役2人のソロ作。
コリン・ヘアとピート・デロ、どちらも70年代前半発表。当時は売れず。
しかしどちらも素敵な作品でした!
どちらか1枚…となれば、より英国的・ビートルズ(ポール寄り)ライクな
ピート・デロかなぁ、今は!


全編、THE英国としか言いようの無いポップソングたち。
鍵盤主導、時々ストリングス。気品すら感じられます。
しかしそこに乗っかるのは鼻から抜けるような独特の居眠り声。
ポール+リンゴ÷2?! なんだかほのぼのしちゃいます。
英国式アフタヌーンティーを美しい所作でいただく気難しそうな口ひげ紳士、
だけど花柄のティーカップを持つ手は小指立ってます…みたいなおかしみ。


パッと聴き、「似たような曲ばかりやん」と思う無かれ(←個人の自由ですが)
CD6曲目「アップタイト・バジル」、不意打ちの虫声にやられました☆


ていうかこのアルバム丸ごとyoutubeで聴けました!