Bubblegum Perfume/Felt

KBK2007-09-11


ネオアコっぽい音が聴きたくなるのは、春と秋が多いです。


ネオアコとはなんぞや?が知りたくてまず手に取ったのが
オムニバス「PILLOWS&PRAYERS」。ベタです。
当時は思春期真っ只中にもかかわらず「青い春」そのものな
この感じ〜全体を支配する暗く儚げな雰囲気と上手くない演奏〜に、
実は第一印象はあまりピンとこなかったのです。
その中で、強烈な印象があったのが
フェルトの「マイ・フェイス・イズ・オン・ファイア」。
クセのある声と歌い方、静けさと激しさがせめぎあう曲調、
思春期の不安定に呼応しました。
もっと聴いてみたい!と彼らのクリエイション時代のベスト盤を購入。
その中では、あのクセのあるボーカルもの以上にキーボードで構成された
美しいインストに魅かれました。


Autumnというタイトルの曲があります。毎年、秋になると必ず聴いています。
同じくインストのBook Of Swordsも印象的な旋律。
ビーチボーイズのデニス・ウィルソン作 Be still はボーカル入りですが
声が楽器のように曲の世界にはまり込んでいて、その美しさは表現できないくらい。


不思議と、年を重ねるごとにネオアコが好きになっているのはなぜでしょう・・・


「PILLOWS&PRAYERS」


PILLOWS&PRAYERSに入っていたケビン・コインの
「ラブ・イン・ユア・ハート」も好きでした。グッドタイミー♪
ベスト盤はもっとフォーキーでヘビーでした。


追記:昨日、この作品のことを文章化しようとした矢先にテレビで
キーヨを見てしまってああなりました。