天使のささやき reading, writing & arithmetic/the sundays

KBK2007-09-05


今年の夏は7月まで涼しく
8月入ったとたん記録的猛暑が続きました。


8月入ってすぐ、毎年恒例の「夏コンピ」を編集しようと思い、
自分にとって今思うと特別な体験であった約4年間のショップ店員時代に
店内BGMとして愛聴したものをまとめてみようと取り出したのがこのアルバム。


90年発売の1st。ラフトレードから彗星の如くデビューした彼らの作品は
2曲目の「物語の終わりに HERE'S WHERE THE STORY ENDS」をラジオで聴いて(また!)
好きでしたが、アルバム自体を手にしたのはショップに就職してすぐの7月頃。
中古屋さんで見つけました。


1曲目から引き込まれました!あまり女性ボーカルを聴く方では無かったのですが
高く重い空へ、ふわ〜っと舞い上がっていくような伸びやかな声。
不思議ちゃんとは違う、あくまでも自然、天然系。ちょっと毒もあり。
アルバム通してキャッチーとも言える絶妙な旋律も魅力。


何よりも、快適な湿度と温度に保たれた店内を浮遊するサウンド
なんだか「素敵」を演出してくれてるような気がして密かにご満悦でした。


久しぶりに聴いたら、切なくて胸が締め付けられてしまいました。。


それと、わりと聴きやすく思えるサウンドだけど
声も音も陰影と個性がせめぎあっていて
コンピとしてポンッと1曲投げ出すにはアクがあるのかな、と思ったのでした。
そこでコンピ編集はいったん頓挫。


ま、これも個人的思い入れが強すぎて、なだけなのですが・・・。



http://www.youtube.com/watch?v=D8M6o9mMpyk&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=OJrNPhrdKMI&mode=related&search=



追伸:8月18日に行ったtamas wellsのライブにて、DJタイムでこのアルバムの曲が
使われました。うれしい&びっくり!