Dawning Day/C B Victoria

おとといの日記の山ジャケと色味が似たこちらのアルバム
カナダのSSWとのこと。76年作。
自分で自分を撮ったかのようなドアップ・ポートレイトに
山が隠れてしまっていますね。
白いシャツがお似合いの彼、潤んだ瞳とハイトーンボイスは
汚れをしならい子供のよう（シクラメンのかほりだ★）

「I don't believe in miracles」のカバーが特に好き。
コリン・ブランストーンの歌唱も大好きですが、
彼のバージョンは今にも泣きだしそうで、でも過剰にウェットな訳ではなくて。
ジャケ写のような白くて冷んやりした大自然の空気のようにとても澄んでいて綺麗。
そして雪山に反射する太陽の光のようにキラキラとした輝きを感じる音です。
･･･ま、この旋律を聴くと個人的に泣きそうになる、というのもあるのですが！

一変してミレニウムの「To Claudia On Thursday」は明るくポップ。
その他オリジナル曲もキャッチーでポップ。ようするに良質な「ポップス」だと思います。
聴き進むうちに、同じ大自然でも南国オージーのエア・サプライ（！）を
ちょっとだけ思い出したりします･･･