A Little Sweet Sunshine/Bert Jansch

KBK2008-01-16


右ジャケ「Nicola」「Birthday Blues」2in1CDの
Nicola」の方に入ってるこの曲、
DJ風に言えば、キラーチューン!
大半の曲が英国フォークなのに、この曲を含む数曲が
ジャズフレーバーのグルーヴィーチューンなのです。
彼はギタープレイも渋くて硬質でかっこいいのですが、
ぼそぼそ語るような味系唱法も素敵。声質がルー・リードに似ています。
そう、ルー・リード・・・D・ボウイが好きでその流れで聴いたボウイプロデュースの
アルバム「トランスフォーマー」に収録の邦題「ワイルドサイドを歩け」
(まるで小説のようなタイトル!)の不思議なかっこよさに当時しびれたものです。
後に名コンピ「フリー・ソウル」シリーズの「avenue」にも収録、
このシリーズのジャンルを飛び越えた気持ちいい選曲は好きなのですが
70'sソウルに混じってのルー・リードは異彩を放つというか最初は違和感がありました。
もともとロックが好きでルー・リードにたどり着いたので、好きとかどうとか言う前に
ちょっと特別視(カリスマ視)していたのかもしれません、彼の事。よく知らないのにね!
でもこの曲は女性コーラスがソウルフルだし、ギターのリズムがS・ワンダーの
「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ」をマイナー調にしたような雰囲気だし、
曲そのものに魅力があるのですね・・・♪


今夜久しぶりに聴いたコンピでのルー・リード、かっこよかったです。
そして、続けてバート・ヤンシュのこの曲を。やっぱり声が似てる!
そしてそして、なんとワイルドサイドを歩けが終わった直後、
半分夢の中状態の母が「いい曲やなぁ」といきなり!
いい曲はジャンルはもとより世代を超えるのですね・・・♪

ちなみにルー・リードのこの曲も好きです(ウクレレカバーバージョンですが!)