I'm With Stupid/Aimee Mann

KBK2008-02-26


昨夜アカデミー賞のニュースを見てると
昔ファンだった俳優さんが主演男優賞を受賞
→その作品の監督がP・T・アンダーソン
→彼は「マグノリア」の監督でもある
→「マグノリア」はエイミー・マンの楽曲満載
エイミー・マンは好きな女性アーティストだが、1枚選べと言われればこの作品!
ということで、エイミー・マンです。


彼女は80年代にNWロックバンドのティル・チューズディ(「愛のVOICES」が中ヒット)
という情報しかなかったのですが、10年程前、半ば強制的に友達(昨日の巫女さん)が
貸してくれたこの作品で、私の中でとても大事なアーティストになりました。


10年程前も今と同じく昔の音楽を中心に聴いていたので、初めて聴いたときは
90年代の音作りというものにピンとこなかったのです。しばらく聴かずに放置してたのですが
仕事をやめようかどうか悩んでいた時期、自分で音楽を選ぶ気力もなく、このアルバムを
ただ何の気無しに繰り返し流していたんです。そしたらじわじわ沁みること!
とにかく「いい曲」が多いんですわ!ビートルズ的感触の旋律ですが、実はありそうでない。
彼女独特の節回しなんでしょう、オリジナリティがあります。素晴らしい作曲センス。
そして、日本盤だったので対訳を読みましたが、詩も深みがあるけどおしつけがましくなく。
しばらくはこのアルバムばかり聴いていました。


このアルバムを貸してくれた友達は、J・ハットフィールド狂というくらいジュリアナが好きで、
彼女がこのアルバムで2曲少女のような声でコーラスをつけているので購入したのだとか。
そしてジュリアナもエイミーも、ジャケで見せる服装のちょっとダサいところ、
それも含めて大好きだ!と熱く語ります。
その感じ、わかります。男は見た目じゃないなんて言葉ありますが、女だって
お洒落アイコンじゃなくてもいいじゃない、音楽が素敵なんだから!って。
※注:お洒落な女性アーティストがダメ、というわけではありません!

エイミー。べっぴんさんではあります☆