Breathless/Camel

KBK2008-06-08


2年前のこの時期、3曲目ばっかり
アホほど聴いていたんですわ!
久々思い出して聴いてみたら
やっぱり良かったんですわ!!


彼らは叙情派プログレと評されているようですね。
なんとなく分かるようで?なような…というのも
私がプログレ門外漢だからなんですが★
この作品は彼らの中でも聴きやすい小作品集的趣きが濃いようで
そこがポップス好き(=私)にもちょうどいい塩梅なのです。
以前聴きまくっていた3曲目というのは70年代後期という時代を
反映したAORな音作りが肝。
ファンキーなリズムを取り入れつつもキラキラした鍵盤の音色と
間延び系(←もちろん賛辞です)のボーカルが織り成す
夢見心地ソフト・プログレ
実は4曲目もいい感じで、確か邦題が「田舎の日曜日」
オープニングがテクニカルだけどパワーポップみたいな勢いがあって
ギターがバキューンとスペーシー。しかし突如牧場の光景広がり
(牛や山羊の鳴き声が少し聴きとれる)サビでまた転調、途中また
スペーシー・ギターがバキューン。不思議コード進行。
なんというか旧式宇宙船が英国の田園に不時着したかのような感じです。
5曲目も星屑系スローナンバー(しかし素敵に弱めのボーカルのお陰で
湿っぽすぎずそこがまた良ろし)です。
他はプログレ十八番の長尺インストもあり、あまり記憶に残って無い(失礼★)
のですが、この夏また聴きなおしてみようと思います。


ゆるくて温かくて自然の匂いがするプログレ…この作品については
叙情派返上、「ロハスプログレ」とかどうしょう?
ってロハスの意味を説明できないのですが★



タスポが無いと買えません(嘘)