Tigermilk/Belle&Sebastian

KBK2007-12-09


今日立ち寄った雑貨屋さんで
ふと思いがけず彼らの1stアルバム
「Tigermilk」が流れてきて、じーんときてしまって。
彼らのことを初めて知ったのもこういう形でした。。
8年程前、渋谷のHMVで1曲目が流れ出したとたん
「好き」と言葉にするより早く心が反応して胸騒ぎが。
そのときもこのアルバムでした。


1曲目はフェイドインっぽく始まるのです。
・・・くるぞくるぞくるぞ・・・!この曲を既に知っている今でもそんな感じです。
当時、アルバム通し聴きを何度もしました。ぐっとくる旋律多し。
ぽつぽつと歌われる男性メインボーカルは普通に「暗い」のかもしれませんが
その暗さが「素敵」に転化されています。
ネオアコとかギターポップとかそういう風にジャンル分けされるのかもしれまんが
彼らの音楽の独自性は、曲のボーカル部分だけでなくインスト部分でも一聴して
ベルセバ」とわかってしまうところ(特に初期作品)。根底がポップ(心はロック!)
自分でコンピを選曲するときも、例えばブラジル音楽や60年代フォークなど
様々なジャンルの曲の仲を取り持ってくれるさりげなさと強さを持っていて
かなりの頻度で使用してしまいます。


というわけで、彼らのアルバムはほぼ揃っていたりましす。
だから思い入れのあるアーティストなのでしょうが、実はメンバーの名前とか
知らなかったり(知ろうとしていなかったり)します。
こういう風に、街中で、ふと流れ出してくるのを聴くのが幸せです。
彼らの音楽と私は、着かず離れずないい関係だなぁと勝手に思う次第。



これがそのアルバム1曲目。初めて見ました(!)