ひこうき雲/荒井由実

KBK2008-05-12


先月仕事でうっかりミスにしては
大きすぎる失態をしてしまい
なんとかギリギリで窮地を脱出してから3週間。
GWをはさんだこともあり、自分の中では終息していたのですが
…再度、同じ部署の方からそのことで忠告受けました。
気を引き締めていこうというエールだと思うのですが、
改めて自分がやらかしてしまった騒動の大きさに、ちくっと心が痛かったです。


まっすぐ帰りたくない気分。街をさまようように歩いていてふと浮かんだのは
ユーミンがまだ荒井の姓だった時代の曲「雨の街を」の一節、


誰か優しく私の 肩を抱いてくれたなら


でした。


ユーミンを知ったのは小学高学年の頃。すでに松任谷の姓で、ショウアップされた
ステージとイブさんローランみたいなロゴ、大人過ぎて興味がわかない存在でした。
中学の時、9歳年上の従兄からお年玉がわりにもらったCDは、
私にはS&G、姉には荒井由実ひこうき雲」でした。
姉はほとんど聴かずに私のものに。その時はさほどうれしくもなかったのですが…
一度聴いただけでわかったその凄さ。
耳から離れない旋律と印象的な歌詞。懐かしくて新しい音作り。
洋楽派だったのですが、何度も繰り返し聴き、いちいち感嘆。
松任谷はアレだけど、荒井は好き!」とか、ませた事言ってました★


それにしても彼女の描く歌詞世界よ!「ひこうき雲」は物語みたいでアレですが
「雨の街を」にしても、「きっと言える」(大好き!)にしても
女子なら「わかる!」とうなずきたくなるはず。
これがデビュー作、しかも19歳!
それにてしも
彼女の歌詞に今も共感する19歳から遠くへきてしまった齢の私が子供っぽいのか
彼女が19歳にしては大人びていたのか
それとも、普遍的なものを歌っているのか…
よくわからないけど
「雨の街を」の歌いだし、「夜明けの雨はミルク色」というのも
おっ洒落やな〜!(関西弁で)