Komeit/Komeit

KBK2008-07-03


今日は職場から二つ隣の駅近くに
先月半ばにオープンした
「図書と絵本とお茶」のお店へ。
電車には乗らず20分ほど歩いて行きました。


すごくいい空間。
ロフト空間は屋根裏部屋的な「男の子の趣味の城」
こちらで自由に本を読んで、お茶できます。
たまたま客は私ひとり。
お店の方にことわって、写真を撮らせてもらいました。




詩をコップの水の中に入れて展示。
普段を詩を読まない私ですが、じっと眺めてしまいました。


店主の好みがしっかり反映されているとおぼしき蔵書たち。
「子どものいた街」井上孝治
http://www.juliet.co.jp/main/special/inoue/index.html
昭和30年代の日本(福岡多し)の市民生活の写真集がとてもよかったです。
あとこの本も!


文化出版局から出ていて2002年で第9版か…探そ!


さて、そんな店内で心地よく流れていたのは誰だか存ぜぬ
エレクトロニカ/フォークトロニカ系のインスト。
普段、お店でいいなと思った音楽は「今かかっているのは誰ですか?」と
たずねることもあるのですが、今日はしませんでした。
この音楽は自分の部屋ではきっとこんなに心地よくないという確信。
この空間だからこそ、の音楽。
もし自分がお店をするなら、インストがいいなぁと思っています。
無印とかもそうですが、ボーカルがない方が匿名性はやっぱり高まるし、
(もちろん一聴して彼だ!と分かるプレイヤーも多々いるのでしょうが)
その方が、扱っている商品に変な影響は与えないと思うから。
普通お客さまがそこまでお店のBGMを気ににしているのか統計的に不明ですが
BGMが気になるお客さまへのおもてなしの気持ちです(自己満足)


自分が今持ってる中で一番このお店にもあいそうな音楽がKomeitです。
あ、ボーカル入りですが!
当時、まずジャケの雰囲気に魅かれて試聴、即買いしました。
声も楽器のような、でも聴き方やシチュエーションでボーカルの力は
じんわり伝わってきます。
冷やんりしているようで生温かい。
このジャンルの音楽は概ねそうなのかもしれませんが…
2000年の作品なので、やはり当時勤めていたお店でかけてました。
この音楽があう空間ではないなぁ、私の部屋の今の状態は★


http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=96528802


哀しきかな、この作品、今は中古屋さんでワンコイン価格でよく見かけます…