Records Are Like Life/Andy Pratt

KBK2008-09-01


数ヶ月前、試聴機の1曲目の10秒程で
即決してた作品。
でも、購入したのは昨日。
名前を知ってるアーティストは
ついつい後手になりがちです。


やはりあの時の即決は正しかったです。
才気迸る、とはこういうことなのかも!
ポップミュージックが好きな大きな要因は、
口ずさめるような旋律にあり…そう思ってたけど
彼の紡ぎだす音楽は、何回繰り返し聴いても
フルコーラスで歌えるようにはなれなさそう。
なのに、すっごくポップ。
ジャズの要素が色濃いバッグの演奏、
時代はSSWが隆盛する頃だから、そのムードも漂わせつつ。
なのに、どこにも属さないような個性が、才能が。
一言で表現すると「孤高」なんでしょうが、
寂しさや孤独をあまり感じないのは、
温かみのある音の質感によるものなのか。それとも…
単に、個人的にすごく「しっくり」くる音だからかなぁ。



今からM永さんのライナーを読もう。
そして、彼の音楽についての「しっくり」くる表現を授かろう!