It's Heavy In Here/Eric Matthews
ファンファーレに始まり
ファンファーレ(reprise)に終わる
1枚の「アルバム」としての完成度にこだわった
美学すら感じる一品ロック。
95年発表なのですが、手にしたのは3,4年前。
その時は90年代的音づくりがちょっと照れくさくて
あまり聴いてなかったのですが、
高らかでいて幽玄なトランペットのファンファーレではじまる
1曲目は印象的でした。
ちょっとワケありな部署に異動になった10月。
自分に気合だー(動物浜口)と1曲目を聴いてみたらずるずると全曲。
ビートルズライクなギターフレーズのロック曲。
ビーチボーイズライクな管弦楽ミディアムナンバー。
それでていて70年代の英国SSWのような佇まいなのは
コリン・ブランストーンやニック・ドレイクを思わせる
スモーキーな声のせい。
90年代も10年一昔になろうとしている今、また聴き頃になってきたのかも。
PVは紛れも無く90年代。