愛と夢をなくさず/高山厳

KBK2009-02-02


思えばこの2週間、
家でのんびりしてなかったなぁと
身体が教えてくれました。
せっかくコンピを作ったけど
あの店を訪れるのはまたの機会。


2月1日(日)、今年に入って買ったアナログ盤全てに針を落としました。
職場から徒歩8分の場所がいわゆるオフィス街で
そこで独りランチするのが日課です。
45分間の昼休憩をゆっくり過ごすには社内に居るのが一番。
入社以来ずっとそうしてました。
しかし昨年10月に部署異動してからというもの
新鮮な空気を求めるかのように外へ。
往復小走りで忙しなくとも、リフレッシュするには社外が一番。
そしたらいいことにも出会えるものですね!
いつものオフィスビルの多目的スペースで古本市があったのです。
その一角にアナログ盤のコーナーもあったのです。
洋邦ごちゃまぜの無法地帯、LP1枚200円・EP1枚100円、
安いんだか高いんだか…でも、ついつい色々買ってしまいました。
記念すべき2009年の初買い!そのほとんどが珍しく邦楽。
シュガー・長谷川きよし・ジューシーフルーツ・ファニーカンパニー
…そして高山厳です。


あの演歌の?!と思ってたのですが、友達から彼のSSW時代の素敵曲を
聴かせてもらって以来ずっと頭の片隅にたかやまげん・たかやまげん…
(やや誇張)と彼の名があったのです。
その曲は収録されていませんでしたが、この3rdアルバムにも素敵曲が
ありました。
A面にはサビにコドモのコーラス、雰囲気はプリAORな曲!
B面にはボサノバ調の小粋曲!
曲単位だけでなく、全体の流れがコンセプチュアルなのも魅力的。
そして彼のボーカル、終始淡々としているのがよいです。
まだ一巡しか聴けていないけど、愛聴盤になりそうな予感。
今回の買い物で1番でした!


彼のことを調べてもSSW時代のことにはあまりぶちあたりませんでした。
バン・バンのメンバーだったこと、大阪出身だということ、
全作揃えるべきだったと後悔している「喫茶ロック」に彼の曲も
収録されているということ。
あと「厳」は芸名だということがわかって、なーんだ!と共に
ちょっとホッとしました。
そうそう、シティポップのことはあまり知らないのですが
気になる人物・惣領泰則の名前がこの作品で編曲etcに
クレジットがありました。