Vida/Sui Generis

KBK2009-08-31

去年の夏休みも8月最後の週末に東京方面で
台風の直撃にあいました。
今年も同じコース。台風まで一緒!
去年と違って新幹線の遅れは無く、今こうやって
パソコンを開く気力が残っています。



音楽の話を久しぶりにしていたら、週末リスナーではあるけれど
やっぱり音楽好きだなぁ私!と再確認。
なんだかバタバタしてしまって本ブログを1回も更新しなかった8月だけど、
最後に忘れず書いとこ、この夏一番聴いた音楽のことを。

好きすぎて、飽きるほど繰り返し聴く感覚を
久しぶりに思い出させてくれました。
心地よくてBGM的に繰り返すのではなく、
何度聴いても熱いものがこみ上げてきて。
どっぷりはまるというやつです。
10代の時の聴き方のような…そういう感覚が自分にもまだ残っていたんだと、
驚いて、うれしくて。


アルゼンチンの国民的アーティスト、チャーリー・ガルシア。
彼が70年代組んでいたユニット、3枚のアルバムで解散、これは1stです。
3作通しての感想なのですが、ほとんどの楽曲を手がける彼の才能たるや!
こんなに「いい曲」(キャッチーで万人ウケもするという意味も含む)が
まだあったのか!と。
流石国民的人気の底力。日本ではマイナーでも、彼の地では大メジャー、
ということは各国のドメスティックスターを探せばまだまだ「いい曲」に
出会えるのかも。
それはさておき、ここでの彼の作風は
後期ビートルズ・S&G・ネオアコ・なぜか日本の歌謡曲…に通じる不思議。
キーワードは「泣き」のメロディライン。
でも暗くならないのがいいです。


そういえば数年前、彼の地でブームの「島唄」のカバーが
大ヒットしたことを思い出しました。
日本の真裏の国だけれど、不思議と郷愁的な感覚が似ているのかな。