Yoshimi Battles The Pink Robots/The Flaming Lips
いよいよ大晦日イブ、
自室の片付けに着手しました…
同時に久々に音楽を体感した気がします。
暖房無し・窓全開の極寒部屋で熱くなるにはロック系!
ということでハードなロックからパワポへ流れ込みついに片付け放棄。
その中で真ん中あたりに聴いた1枚がこちら。
当時真夏に入手したという事ももあり、
クーラーの効いたお店でBGMにしてました。
しかし、真逆の今聴くのもオツでした。
スペーシーなシンセの音、打ち込みのリズム、
スティーブ・ミラー似の味系ハイトーンボイス。
そして時々プログレちっく、でも小難しくないよ!
彼らが本作に込めたメッセージは知らないけれど、全編通して聴くと
コンセプトというか物語性を感じます。
全体を覆うどろ〜んとした大きなうねりは、
オイル万華鏡のような小宇宙感覚。
透明なグリセリンの中でビーズやスパンコールがゆっくりと動いて
筋書きの無い模様を形成していく、あの感じ。
万華鏡を無心で廻してしまう本能、あの感じ。
これをサイケデリックというのでしょうか…
印象的な曲もいくつかあるのですが、
全体的にはなんか気持ち良かったなぁという
感覚だけを残して去っていく空飛ぶ円盤…
そうそう、表題曲に登場する「yoshimi」は、あのヨシミです。
彼女の影響で欧米ではヨシミが日本女性の代表的名前だったりして。
あとはヨーコ?
でも日本でヨシミと言えば男の名前でもありますよね!
この曲の日本語バージョンがカタコトフェチの方をも魅了する内容です。
ヨシミの出身にあわせてなのか、ところどころ関西弁やし!
今日は「死ぬほど飲んでるビタミン剤」というフレーズが耳に残りました。
名曲♪
※youtubeは英語バージョンです